複雑多様なソース・洋食の中には

明治時代以降に西洋料理を習得した料理人が、必ずしも西洋料理のレシピに則らず、日本人消費者の好みに合うよう作り上げた「創作料理」的なものも少なくないため、母体となる欧米には見られないチキンライス、オムライスのような料理も少なからず存在する。

長年にわたり日本人に深く親しまれ、素材、味付け、ソースといったさまざまな部分において和洋折衷が試みられた結果、一部の料理は和食化している。

例えば、豚カツは味噌汁・御新香とともに箸を添えて和定食として出されることが多くなっている。

西洋料理の特徴であるソースを洋食でも用いるが、フランス料理のような複雑多様なソースの体系は持たず、よく使われるソースの種類はある程度限られている。

トマトケチャップ、ドミグラスソースは定番の調味料である。

ベシャメルソースを使用するなどフランス料理の影響も強い。

揚げ物にウスターソースをかけるスタイルは、この中で生み出されており、その影響でウスターソースを用いるだけで一銭洋食なる名称の食べ物も生み出され、これは後にお好み焼きへと派生していく。
update:2010年02月27日